釣り竿考察、いわゆる感度について、目感度、手感度

(釣り初心者で、釣るよりもメーカーに釣られてばかりの私のような人向け記事)

高感度ティップなんて言葉が、ロッドのキャッチフレーズに使われがちですが、一体どういう意味か。
まず、感度は、目感度、手感度にわかれます。

目感度は字のごとく目で判断する感度。
具体的には、魚あるいは軟体動物のついばみ、食いつきにより、穂先がちょんちょん不自然な動きを確認できたら、フッキングするなり、さらに食わせるなり、釣り人によるアクションのタイミングになる。
穂先が動きやすいソリッドティップのほうが有利になりがちですが、これも適正ウェイトの範囲内での話。
例えば、タイラバロッドの一番柔らかい調子で、ウェイト30号の仕掛けを付けても、微細なアタリを取るのは無理ではないでしょうか。
オモリ重量によってはチューブラーティップのほうが、目感度が良いことは多いです。
(最近は柔らかいチューブラー、張りのあるソリッドなんてありますが、そこは割愛。)

このあたり、単純化して考えると、竿の先端の下がり込み量よりも、下がり込み率のほうが、目感度としては捉えやすい。何センチ下がったよりも、何パーセント下がったかのほうがわかりやすいということもあります。

あるいは、ティップの固有振動数が、波風による揺れと離れているものも目感度として捉えやすい。

メーカーのキャッチコピー「高感度ソリッドティップ」を盲目的に信じるのではなく、ケースバイケースで見極めるのがロッド購入で失敗しないポイントになるかと思います。

次に、手感度。
これも曖昧な販促コピーです。
実際には、振動感度と荷重感度にわかれると考えています。

振動感度については、ちょっと割愛。

荷重感度は、例えば中オモリ式でエギを使ったケンサキイカの釣りで重要となってきます。山陰、特に鳥取あたりのシロイカエギングやオモリグとか呼ばれる釣法ですね。
ご存知でない方に、簡単に説明すると、15~40号あたりのシンカーを中オモリとして、先に1~2mほどのリーダーとエギを付けた仕掛けです。
ゲーム性の高いケンサキイカの釣りでは、オバマリグやひとつスッテのような仕掛けが一時ブームとなりましたが、鉛スッテに直接イカが掛かったり、あるいはオバマリグの数センチのエダスの先のエギにアタリがあったりすると、わりと簡単に手感度でも目感度でも検出することができます。

ただし、前述のオモリグのような仕掛けでは、リーダーが振動を伝えるほどテンションが無い場合が多く、さらに中オモリが邪魔をして振動感度の検出は難しい。
中オモリに負けない硬めのロッドティップを選択することから、目感度が鈍くなってしまいがちです。
通常の釣り物よりも、厳密なロッド選択が必要となるわけです。(つづく)